精神世界・自己制御:世界は変だ:So-net blog
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2012は変? [精神世界・自己制御]

 久しぶりに中規模書店に行ってビックリ。
2012ネタの本のオンパレード!どの本も帯に「2012」の文字が躍る。
あからさまに商売になってしまっている。これでは本当に良書があった
としても埋もれてしまう。困ったものだ。
 精神世界系では私の知る限り20年以上前から2012年近辺は注目
されていた。最近、もともとはアニメファン「のモノ」や、精神世界の人
達「のモノ」が一般人に広がり(野に下る感がある)、商売やブームに
なる傾向があるように感じる。


 

気功は変? [精神世界・自己制御]

 気功には実に多くの動作というか型が存在する。流派
によってもまた違うことを考えるとほぼ無限といっても
いいくらいかも知れない。そのそれぞれに気の理論によ
る説明が、あったりなかったりするが、その説明が全て
理論に合致しているとはとても思えない。
 とすると、むしろその数の多さにこそ気功の本質があ
るのではないかという考えが頭をよぎった。

 おそらくその目的は、人間の体をくまなく、隅々まで
動かすことなのではないだろうか?
 生命体は物体とは違い、モノではなくコト、すなわち
現象である。よく炎に例えられるが、常に動的であるこ
とによりその姿を維持している。だから体のどこであろ
うと(もちろん例外的な箇所はあるにせよ)、停滞した
り滞ったり、動かない状態を長く放置することは好まし
くないのだと思う。
 だから普段することのないような体の動かし方や、ほ
とんど使わない筋肉を動かしたりする事が大事なのでは
ないだろうか?そう考えると、沢山の気功の型を正確に
覚えなくちゃという気負いは不要になる。自分で考えて
日頃から、色々な動作やポーズを試してみる習慣を持て
ば良い。勿論、自分では思いつけない動かし方などもあ
るし、効率や効果の程は歴史のある気功にはかなわない
はずだが。
 気功で重要なものに、動作の他に按摩と意念がある。こ
れも随意筋では動かしきれない箇所の滞りを按摩すなわ
ちマッサージによる外からの物理的な力で解消し、また、
それも及ばぬ内蔵など内部の動きを促すために意念、つ
まりイメージを用いるのではないだろうか?

時間と意識は変? [精神世界・自己制御]

 あるサイトで時間と意識に関する記事を読んだ。
 嫌な時間は長く感じ、好きな時間は短く感じるとある。
おおむね同感だが、そうでもない場合もある。たとえば制限時間の
ある仕事など、嫌な時間ではありながら、もっと時間が欲しいとい
う場合。そんな時は時間が短く感じる。つまり好き嫌いではなく、
時間が欲しいか欲しくないかによるという事。
 もっと長ければいいのにと思う時は短く感じ、短ければいいのに
と思うと長く感じる。これって式にすると、

      体感時間×期待度=定数

      こうなのかも。
 だとすると、時間に関係していて一定不変であるというとすぐ思
い浮かぶのは「光速」。

 戯れに上記の式の定数が光速であるとすると、単位は時間を秒(s)、
距離をメートル(m)とすると、

      体感時間×期待度=光速
       (s)         (m/s) 

 となるから、期待度の単位は(m/s2)となる。これって加速度だ。

「体感時間」を左右する期待度とは「意識の加速度」か。ちょっとした
お遊びだったはずだけど、なんかうなずける気がしちゃう。

損得勘定は変? [精神世界・自己制御]

 面白いことに、実は損得勘定をした時点で、損は決定なんですよね。
たとえその時点では得をしたとしても損なのです。得をした時が損得
感情の基準になるので、そのことに関してはそれ以降、ほとんど得感
より損感に囚われてしまうからです。

 損得勘定をせずに行動するように心掛けると、損をしたというネガ
ティブ感情によって受ける目に見えない心身へのダメージが無くなり
だいぶ楽に生きれるようになります。 

「量子の宇宙でからみあう心たち」は変?(その2)  [精神世界・自己制御]

 「心の科学(エリザベス・ロイド・メイヤー著)」では、特異的知覚は実在し
その解明に心と量子の世界の関連が示唆された。

 
 「量子の宇宙でからみあう心たち(ディーン・ラディン著)」では、それが
さらに一歩だけ進んでいる。

 歴史編、実験編、理論編の3部構成になっており、「心の科学」ですでに特異
的知覚の実在を確信した読者には、前2部は読み飛ばしてもかまわないだろう。
最も興味をそそられるのは「理論編」だ。ここにこれまで提案されている理論仮説
を七つに大別して紹介されている。
①懐疑的理論
②信号伝達理論
③目的指向理論
④場の理論
⑤集合的心の理論
⑥多次元時空理論
⑦量子力学的理論

 さらに⑦に分類されるモデルが五つ紹介されている。
①観測理論
②情報システムモデル
③弱い量子論
④ボームの暗在系/明在系
⑤スタップ-ノイマンの理論

 この⑤が著者が最も期待している考えだ。

「心の科学」は変?(その6) [精神世界・自己制御]

・著者は科学的訓練を十分積んでいる科学者であると自負している。
・特異な認知能力、いわゆる超能力には興味すらない否定派、懐疑派だった。
・しかし、ダウジングという非科学的方法で、娘の盗まれたハープを取り戻
 すことが出来たという現実をつきつけられる。
・その理不尽な事態を払いのけんがために特異的認知能力について調べ始める。
・同業者(心理学者)やその他大勢の信頼すべき知人、科学者が、意外にも
 特異的認知体験を持っており、ほとんどがそれを隠していた事を知る。
・欠陥を指摘できない十分科学的な実験や論文も数多く存在し、統計学的に
 は、特異的認知という現象は実在すると認めざるを得ない事を知る。
・にもかかわらずこれまで科学の本道から阻害されてきた理由は、人間、特
 に科学者のパラダイムシフトに対する恐れだと考え、それは真の科学の進
 歩には好ましくないと指摘する。

・実験や能力者の証言から導かれた推論は、「私」は「あなた」と独立した
 別個の存在ではないということ。人間同士どころか宇宙の全ては不可分の
 つながった存在であり、従って我々は全ての事物を知っているが、「知っ
 ているという事を知らないだけ」なのだという事だ。論理的思考を弱め、
 自他の区別を消す事で、このつながった全体へのアクセスが可能になる。

・その意識の切り替えの原理として「夜の眼と昼の眼」及び「図と地」とい
 った例を挙げ、「相補的」な意識の姿に着目する。

・つまり特異的認知で捉える事のできる情報は、星の光のように微弱で、太
 陽光のような強烈な理性や論理思考によって見えなくなっている。
・また心理学の教科書などによくある花瓶と横顔の絵。一見すると花瓶に見
 える図が、花瓶の輪郭に注目するとヒトの横顔に見えるあれだ。花瓶に見
 えてる時は横顔は見えず、横顔に見えてる時は花瓶は見えない。どちらを
 図とみなし、どちらを地、つまり背景とみなすか。図と地は同時には認識
 できないという意識の特性が、特異的認知に関わっていそうだと著者は考
 えた。


 この本は著者が懐疑派から準肯定派へ変わっていく過程を、読者が共感を
もって追体験できるところに大きな存在価値があると思う。
 
 すなわち、超心理学的現象は間違いなく存在するという確信を得る事がで
きる。

 さて特異現象の実在が確信できたら次はそれを説明するためのモデル作り
となるのだが、残念ながらこの本では下の様なシンプルで幼稚なものしか提
示されていない。すなわち、意識⇔無意識、古典物理学⇔量子力学の関係が、
非常によく似ていると言うのだ。

         |
     意識   |  古典物理学
 --------------
    無意識 | 量子力学
          |



 我々読者にとっては全く物足りない図だが、今後特異的知覚を解明するに
あたり、物理学者と心理学者が協力関係を築くためのコンセンサスを得るの
には非常に意義のあるモデルであると著者は興奮している。

 そしてこのモデルから一歩進んで答えに近づく本が、
「量子の宇宙でからみあう心たち(ディーン・ラディン著)」だ。




ウィリアム・ジェームズは変? [精神世界・自己制御]

 このブログで紹介した2冊の本、

「心の科学戻ってきたハープ」

「量子の宇宙でからみあう心たち」

の両方で、ウィリアム・ジェームズの同じ文章が引用されていた。

 両方の本が辿りつき、ひとまず出した結論を百年も前に予見して
いた哲学者兼心理学者。

 今ごろ彼の存在を知ったのは遅かっただろうか?

「量子の宇宙でからみあう心たち」は変?(その1) [精神世界・自己制御]

 「量子の宇宙でからみあう心たち(ディーン・ラディン著)」
 「心の科学」の次に読むべき本。さらなる良書と言える。

 この本は「心の科学」の訳者あとがきにも紹介されているが、実は「心の科学」
が出る前から読もうかどうしようか迷っていた一冊だ。というのもこの本の訳者、
石川幹人氏が主宰する日本超心理学会月例会
http://www.kisc.meiji.ac.jp/%7Emetapsi/jspp/index.htm
に一度だけ参加したことがあったからだ。
 しかし「からみあう心」なんて叙情的な題名に科学的な内容はあまり期待でき
ないかもと思い二の足を踏んでいた。そこに「心の科学」を読んだおかげで自然
な流れとしてこれも読む気になった。
 そのうえ今月ブログで紹介した本「マクモニーグルが語るリモート・ヴューイン
グの世界」でも中心的な話題であったスターゲート計画にディーン・ラディンも参
画していたのだ。
 読み始めて気付いたがこの題名は「量子のからみあい」という現象を込めたも
のだった。
量子の宇宙でからみあう心たち―超能力研究最前線 (超知ライブラリー―サイエンス)

量子の宇宙でからみあう心たち―超能力研究最前線 (超知ライブラリー―サイエンス)

  • 作者: 竹内 薫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本



意識が世界を変えるのは変? [精神世界・自己制御]

 最近、引き寄せの法則とか、願いは叶うとか系の本が、
何種類も出ており、書店に平積みされている。(まだ一冊
も読んでないが。)
 
 つまりは意識が物質世界に影響を与えるといった類の本
だ。

①一般に、世界は「空間」と「時間」より成ると考えがち
 だが、それは我々の認識能力で可能なごく部分的な解釈
 にすぎない。

②そのうえ、脳があれこれ勝手にいじくった挙句に我々は、
 世界を認識している。

 意識が世界を変えれると考えるよりは、意識で世界の見
え方が変わるだけと考える方が自然だ。

 しかし、その見え方の変化はヒトにとって想像を絶する
ような大変革で、「だけ」とたかをくくってしまえない程
の大ごとになるかも知れない。

①空間、時間を超えた、または別の認識法に気付いたら?
②脳の勝手な干渉を排除または迂回することが出来たら?

   そこにどんな世界が現れるだろうか?



「心の科学」は変?(その5) [精神世界・自己制御]

 この本の中で、科学が超心理を研究しようとしてうまくいかな
い理由を示唆する象徴的な表現がある。

 「夜道で鍵を落とした時に、落とした辺りを探さずに街灯の下
でだけ探すようなもの。」

 スーフィーの寓話の引用らしいこの表現は海外では色々な学問
シーンにおいて、わりと使われている教訓のようだが、私には新
鮮で理解しやすくインパクトがあり、この本でも全編を通して著
者が特に伝えたかった柱と言える。

 これを読んだ時にすぐに気功の研究のことが頭に浮かんだ。科
学者は、気を磁気や赤外線、低周波、極微光などの測定によって
とらえようとしてきた。まさにコレは「街灯の下」だ。
 落とした辺りの暗闇を探すには懐中電灯(新たな道具)をもっ
てくる必要があるだろう。その候補として、量子力学が期待される。 
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