貨幣経済は変?(その1):世界は変だ:So-net blog
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貨幣経済は変?(その1) [経済]

過疎地域の救世主、魔法の通貨「よろず」。
朝の番組で紹介された信じられない面白い
話。神奈川県の山間部の過疎地区で、移住
者を増やし定着させるのに大きな効果をあ
げていると評判の地域通貨が「よろず」。
通貨といってもビットコインの様な仮想
通貨…よりもさらに実体の無い通貨。価値
は1ヨロズ=1円と定義されているものの
相互に換金することはできないのだ。実体
があるのは参加者全員が持っている通帳の
み。500円に相当するであろう商品や労働
を授受した場合、両者が自分の通帳をその
場で開き、与えた方は「500」ヨロズと書
込み、受け取った方は「-500」ヨロズと
書き込む。一見するとサザエさんに登場す
る三河屋さんのツケ帳のように思えるが、
全く違う。普通なら「-500」の人が500
ヨロズ返すのが当たり前だが、「よろず」に
は返済義務が無い!既成概念では「-」ヨ
ロズの多い人はダメな人間なはずであるが、
ここでは「地域のみんなから可愛がっても
らってる人」という認識になり、「+」ヨロ
ズが多い人は面倒見が良い人となり、どち
らもが肯定的に見られるのだ。むしろ「-」
が多いより、「+」でも「-」でも書込みの
少ない人は地域に馴染めていないという評
価になる。これにより移住者は「-」であ
っても積極的に地域住民とのコミュニケー
ションをとるようになる。
 こんなのはオママゴトだといってしまえ
ばそれまでだが、オママゴトと違い、ヨロ
ズで買ったトマトやほうれん草は食べる事
ができるので通貨としての現実味を感じる
ことが出来る。
 机上の空論という言葉があるが、逆に机
上ではこんな性善説的な事が現実に機能す
るなどとはとても考え付かない。
 しかしやはりこれが実現するのは、実際
の通貨が根本を支えているからだという事
は重要な点だ。いかに現在の通貨システム
に問題があろうと、それに完全にとって代
わるシステムを構築するのは難しいな。
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