鉄道:世界は変だ:So-net blog
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山手線の鍵が変? [鉄道]

 先日たまたま山手線の先頭車両に乗った。運転台を眺めるのも久しぶり
だ。見ると運転してるのは女の子。横に教官が立っていた。女の子のルッ
クスもまずまずだったせいもあり、運転士は男より女の子の方がカッコいい
な!などと思いつつ運転の様子に興味をそそられた。興味はすぐに女の子
から運転台のメカに。一番新しいタイプなのだろう。電車がワンハンドルに
なって久しいが、京急が右手で操作するのに対し、山手線は左手だ。
 次に目がいったのは大きな液晶パネル。今出発した駅から数駅先まで
直線上に表示され、現在位置もアバウトに表示される。駅に着くとさらに先
の駅が表示される。その下には列車の全車両の模式図がある。発車する
時ハンドルを手前に引くと、数両ごとに車両の模式図が水色になる。モータ
ーの付いている車両の駆動を表しているのだろうか。レバーを押し込むと、
それが黄色に変わる。制動がかかっている事を示すのだろうか。全車両に
ブレーキがついているわけではないのかな?駅に着くと車両模式図の上に
全てのドアの数だけ「開」という赤い表示が出る。発車前にはこれが「閉」
になり、動き出すと表示自体が消える。

 しばらく見ていると、大崎より先の駅が表示されなくなった。大崎止まり
の列車ではないハズだったが、案の定、大崎で運転士の交代だった。退
席する時、パネルの横に差し込まれていたICカードを抜き取った。
 あー、昔は運転ロック解除は鍵だったのに今はICカードなんだな。ICな
ら鍵の機能以外にも運転士の名前やその人が担当する区間の運行表も
インプットされているのだろう。
 代わりに乗り込んできた運転士がICカードを差し込むと、想像した通り、
大崎から大崎が表示された。つまりこの人は山手線一周するわけだ。
 今度の運転士も、女の子だ。もう手馴れた感じで手早く操作する。大崎
での交代時間が短いので、座席をセットする間がなく、次の品川まで立っ
て運転する。カッコイイじゃないの。
 ところで、ICカードの他にもうひとつ運転士ごとにセットするものがあっ
た。懐中時計だ。時計の形の窪みがコンソールにあり、ぴったりはまる
ようになっている。窪みの壁にはオレンジ色のライトが点いていて暗くな
っても時計が読める。この構造は京急も同じだった。デジタルな液晶パ
ネルとアナログな懐中時計。なんだか不思議だ。鉄道の伝統みたいな
もんなのだろうか?

 下記に運転台の写真があった。
 http://rail.hobidas.com/rm-now/09_02_27_miuzno_hideki.jpg

 今回は素人が観察と想像で書いた記事なので鉄ちゃんのコメントなど
頂けたら嬉しいんだけど。

京急は変? [鉄道]

妻の実家に行く折、京急を使う。
 乗っていた「各駅停車」が、平和島駅で「快速」の通過待ちを
する際、「各駅停車」の運転士がホームに出て、「快速」が通過
する時の安全確認を行っていた。つまり運転士が駅員の仕事も
こなしていたわけだ。人件費削減なのかな?
 まあこれくらいならウチの会社に比べれば、人使いが荒いとは
いえないが。

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