仕事:世界は変だ:So-net blog
SSブログ

断らないのは変? [仕事]

顧客にハッキリ「NO」と言えない会社の

製品やサービスは、

信用してはいけない。

「お客様には関係ない」は変? [仕事]

 よく会社などで、「それはこっちの都合であって、お客様には関係ないからやら
なきゃだめだろ!」と言われることがある。以前からこの発想には違和感を感じ
ていた。なにか悪しきマインドコントロールのような臭いがする。
 自分が客ならそれくらい我慢できるとか、そこまで要求はしてない、過剰サービ
スだ、と思えるような事ばかりだからだ。

 医療ドラマでも、主役の医師が凡人の医師に向かって、あるいは婦長が新米
看護士に向かって「そんなこと患者さんには関係ない!」と言い放つシーンが必
ずある。私が患者なら、最善の医療を受ける為には、医者の都合に合わせると
思う。

仕事の責任として、ある程度は担うべき所があるのは当然だが、サービスをす
る側とサービスを受ける側とにあまりにもハッキリとした線引きをし過ぎてはいな
いだろうか?まるで敵味方のような関係にある。これも資本主義、自由競争のも
たらすある種の呪いのようなものだ。

 本当は、客と企業は、その目的の為に協力関係になければいけないのだと私
は思う。今でもゴミの分別収集や、夏場の電力供給など、エコに関するような場
合に限っては、少しはその傾向が見られるが、全ての業種、サービスに関しても
積極的にそうなる習慣が生まれれば、実は一番経済的で生産性の向上につな
がるはずだと思う。
 
 客のわがままを先回りして余分な生産やサービスを行うのがどれほどムダな
事なのか、真剣に考える時期に来ていると思う。

公私混同は変? [仕事]

 仕事に対するイメージはひとそれぞれだろうが、私の場合
仕事は、嫌なもの、辛いもの、面倒なもの、きちんとやらな
きゃならないものだ。食べるためには我慢してやらねばなら
ない。当然プライベートに対するイメージはその逆となる。

 しかし、考えてみれば仕事もプライベートも等しく人生の
一部に他ならない。ならば仕事に対する姿勢もプライベート
と同じでいいのではないだろうか?プライベートの時間と同
様に、働いてる時間も、会社に捧げているのではなく、自分
の時間であるのはまぎれもない真実だ。
 とすれば、公私混同して生きていくのはしごく当然のこと
ではないだろうか?


ISOは変? [仕事]

ISO9001に始まる昨今のISO熱は異常としか思えない。
この辺でその無意味さに気付かなければ貴重な時間とお金と労力を失
うのは自明だ。

①まず問題なのは、どの企業もISOというものの中身の理解が不十分
(ハッキリ言ってそっちのけ)なまま、取得する事だけに猛進してい
る事である。それは、取得しておかなければ国際的な取引に参加出来
ないとか、顧客を他社に奪われてしまうといった脅迫観念によるまさ
に狂走と呼ぶにふさわしい状態である。ある種、中世の魔女狩りにも
似た勢いの恐ろしいまでに行き過ぎた風潮が感じられてならない。

②現段階の査察はどれも必要な帳票類、チェックリスト等が揃ってい
るかという、すなわち実質的には「紙」でしか審査しておらず現実的
な査察の意味を成していない。大きな会社に長くて1週間、しっかり
9時5時で、ほんの数人の査察官で、一体その会社の何が判るというの
か。勿論、判るはずが無い。

③真剣に踏み込んだ真の査察をしようとすれば、業務の妨げになるの
は必至であり、場合によってはそれが品質の低下やミスを誘発しかね
ない。それこそ本末転倒であるし、そうなった時の損害は、責任は、
一体誰がとるというのか?

④聞きかじりだがISO特にISO9001は欧米のしかも製造業で生まれたノ
ウハウとのこと。それが、他のどんな業界にも適用できると考えるの
がそもそも歪んだ発想である。

⑤チェック表をチェックしたかどうかのチェック表があるか?といっ
たばかげた話まであるらしい。

⑥ISO14000などは環境の為のものなのに帳票すなわち、紙の無駄使い
もはなはだしく、逆に環境に悪である。

⑦品質維持向上の為に何が必要で何をなすべきかは、ISOなどという
部外者の的外れな指図などよりも、本当は、現場が一番良く判ってい
るのである。大事なのはその現場の士気をいかにうまく上げ、持続す
るかということなのに経営者はそれが全く分かっていない。

⑧こんな事にお金を使うなら、少しでもいい機械を購入した方が、一
人でもバイトを増やした方が品質の向上にはよっぽど効果があるのに
と思って、唇をかんでいる中小企業は少なくないのではないでしょうか。

⑨SOPMは、それに従って作業すれば誰がやっても同じにできるよ
うなものでなくてはならないといいますが、とすれば、そこには一寸
した技やアイディア、工夫はもとより、企業が他社に優っているノウ
ハウを文書化し必要によっては何時でも開示しなければならないとい
う事ではないのか。査察官は同業他社の人間である場合もあるとすれ
ば、そうしたノウハウを盗まれる可能性は大です。

⑩これだけ大上段に構えているが、万一、認証を与えた企業が品質不
良を起こして、消費者に深刻な損害を与える事態になったら、認定組
織は責任を取れるのかといえば否である。
 今回のマンション耐震性虚偽事件でもそれは明らかだ。ISO査察
を生業にしようなどと考える者は、よほどの無知、愚者、無責任か、
良心のかけらも無い詐欺師としか私には思えない。

とにかく、実よりも名を取らねばならないこの風潮は、今、絶対に断ち
切るべきです。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(2) 
共通テーマ:仕事

怒りは変? [仕事]

 会社の中でも、外での見知らぬ人達の会話でも、自分はやってるのに
あいつはやる気がないとか、無能とか、そんな話題ばかりを耳にする。
その手の悪口を言うという事は、裏を返せば、すなわち自分だってやりた
くなんかないという心理がある証では?と、私は思う。やりたくないなら、
他人の悪口を言う前に自分がやらなきゃいいではないか。非建設的な
思考で恐縮だが、他人の悪口をいうよりよほどマシだと思う。
 また、仕事は人生の一部でしかない。人生で何に重点を置くかは、
それこそカラスの勝手でしょ。映画「釣りバカ日誌」のハマちゃんは、
親戚が死んだと偽って休みを取ったり、出張先では、釣りの事しか考え
なかったり。本当は誰もがそんな生き方が羨ましかったりするのでは?
それに他人を悪く見だすときりがありません。他人より自分の心理を意識
して仕事をすればいいのでは?
 勿論チームワークが不可欠な仕事の場合にはそうもいきませんから、
腹を割った話し合いというのも必要でしょうが。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。