友チョコは変？

　先日のバレンタインデー。ポストに息子宛てのチョコが。
スゲーじゃん！と夫婦でぬか喜びしたら、男の子からだった。
え？！まさか性同一性なんとかじゃあるまいな？と思ったら
最近は男女関係なしの「友チョコ」というのが普通なのだとか。
　そーなのかぁ。時代は変わったのね。

目から空気は変？

　先日子供が、「目から空気が出せるよ。」と言って、耳抜きのときの様に
鼻をつまんで力むと、目から泡が出た！
（一瞬、古いＳＦ映画「ミクロの決死圏」のラストシーンが頭をよぎった。）

　耳や鼻がノドとつながっているのは分かるとしても、目もつながっている
ものなのだろうか？しかし、私はダイビングで耳抜きした時に目から空気
は出なかったハズだが…、ウチの子は変なのかな？　

我が子も変？

　　　神様

　　　天にいるのが、
　　　　　　　　神様じゃない。

　　　めぐんでくれるのが
　　　　　　　　神様じゃない。

　　　生物自信が神様なんだ。

　　　物自体が神様なんだ。

　　　みんなみんな、
　　　　　　　　神様なんだ。


　　　これは、今年、小学四年生の終了文集に息子が書いた詩？誤字があるけど
　　そこはご愛嬌。にしても、解かってるとは思えないが、こんな事を言ってみたく
　　なる歳なのかな。それとも親に似て、そっち系に興味があるのか？　

ノミは変？

　ちょっと昔の話になってしまうが…。

　当たり前だが家の前に道路がある。車がすれ違える程度の住宅地の狭
い道路だ。休みの日にはそこでたまに子供とキャッチボールをしていた。
小学校３年にもなって、バウンドさせた球しかキャッチできないし、投
げる球もまともに返って来ない。「俺の息子なのに運動神経悪いのか？」
と正直軽く失望していた。そんなある日、近所の広場に場所を変えた。
さほど広いとは言えないが、高いフェンスに囲まれている為、捕り損ね
ても道路の様に遠くまで転がっていってしまったり、よその家の庭に飛
び込んだりする心配は無いので、私も遠慮せずに投げられる。
　するとどうだ、急にダイレクトでキャッチ出来るようになり、グローブ
がいい音がするくらい力強い球を投げれるようになった。それもたった半
日の間に。その時、ノミの例え話が頭に浮かんだ。

　長大なジャンプ力を持つ蚤も、箱の中でしばらく飼うと、箱から出し
ても箱の高さにしかジャンプできなくなるというアノ話だ。

　子供は蚤か？

　子供にとって物理的な環境が、どれ程重要なのかを実感した。考えて
みれば自分の頃は広い空き地があって思いっきり草野球を楽しめていた。
私がキャッチボールが出来たのは当然の事で、息子がヘタだったのは運
動神経のせいではなかったのだ。

ゲームは変？

　　ありきたりな親として、ゲーム漬けになってはいけないと、
子供にゲームを買い与えるのはよそうと思っていた。しかし
そういった客層をも取り込もうとするメーカーの戦略にはまり、
脳トレなどに惹かれてニンテンドーＤＳを買ってしまった。つく
ずくミーハーな私。結局ポケモンのソフトも買うハメに。　

　　しかし、その結果、ゲーム＝害という図式は単純すぎる事
を知った。つまり、子供の成長にとって、メリットが無くはなかっ
たのだ。

　　・全員とはいかないが、友達との共通の話題となり得る。
　　・至近距離通信機能によりアイテムやポケモンを友達にあ
　　　げたり、交換したりできる。これって、昔、メンコやビー玉
　　　を交換したりしたのと同じ、コミュニケーションだ。つまり、
　　　ゲームはバーチャルと思いきや、昔と同じ直接的な友達
　　　との人間関係を作り出している。
　　・正攻法ではほとんどステージをクリアできない。そこで、
　　　裏技を本やネットで探すようになる。自発的に情報収集
　　　をするようになる。

　　そんなわけでゲームは思いのほか有益だった。あとは、
体を動かさない事だけが問題だが、それはゲームのせい
では無い。現代は、思いっきり草野球のできる場所が無かっ
たり、不審者が多くて夕方遅くまで外で遊びまわれない事
など、原因は世情にある。

電王ベルトＤＸは変？

　新しい仮面ライダーはバイクだけではなく電車に乗る。
スイカの様なＩＣパスをベルトにかざして変身する。

　その変身ベルトを誕生日プレゼントに買ってもらった息
子。
　付属のパスをかざすと反応してベルトが輝き変身音が
鳴る。このパス、ＩＣチップ入りかと思いきや、本物のス
イカやパスモをかざしても反応なし。
　やがて、息子が磁石で反応する事を発見。付属の
パス（厳密にはパスケース）は磁石だった事を発見した。　

頭ごなしは変？

　　英語に興味を持ち始めた小学三年の子供が、どこかで買ってきた
安物の健康リングをしげしげと見て、「タ・イ・タ・ン？」と読んだ。私は
頭ごなしに「チタンだよっ！」と訂正したが、ひょっとして？！と思い、
リングを取り上げ刻まれた文字を見た。すると「ＴＩＴＡＮ」とある。
　　タイタンであってたんじゃん！ティタンをさらに日本語発音にして
チタンになっちゃったのね。早速サイトで検索してみると、ギリシャ神話
のタイタンにちなんで命名されたとあった。でも「軽い」のが特徴の金属
になんで「巨人」の名前を付けたのかは疑問。
　　
　　いずれにせよ、頭ごなしに子供の発言を訂正出来ない場面が、最近
増えてきた。親としては嬉しいようなくやしいような。

セブンイレブンが変？

　七歳の子供「セブンイレブンって、何で最後だけ小文字なの？」
　　　　　私「はぁ？あっ、ホントだ。」

　確かに見慣れたそのロゴは大きな「７」の真ん中を横切るかたちで
「ＥＬＥＶＥｎ」と書いてある。最後のエヌだけ小文字だ。なぜだろー？
デザイナーの気分かな？
　それにしても子供というのは、大人の思いもよらぬ事に気付いたり
して驚かされることがよくある。