カブトムシディフェンシンは変? [医療]
先日テレビで、カブトムシディフェンシンというものを知った。カブトムシ
の幼虫から発見された抗菌物質で、癌にまで効くらしい。
そこでふと思った。よく「世界ウルルン滞在記」などで未開人が甲虫
の幼虫を好んで食べるシーンを観る。それって実はカブトムシディフェ
ンシンが感染症の予防になるからなのではないだろうか?つまり生活
の知恵?
カブトムシディフェンシンは研究途上だが、その有効部位を特定す
る為にいくつかの断片に切断して試した結果、かなり小さな分子にな
っても効果がある事が分かっている。とすれば、経口摂取しても有効
であるかも知れない。
番組では日本人の訪問者が食べにくそうな顔をすると火を通して
くれるが、普段は彼らは好んで生で食べる。カブトムシディフェンシンは
タンパク質である為、加熱によって失活するからではないだろうか?
の幼虫から発見された抗菌物質で、癌にまで効くらしい。
そこでふと思った。よく「世界ウルルン滞在記」などで未開人が甲虫
の幼虫を好んで食べるシーンを観る。それって実はカブトムシディフェ
ンシンが感染症の予防になるからなのではないだろうか?つまり生活
の知恵?
カブトムシディフェンシンは研究途上だが、その有効部位を特定す
る為にいくつかの断片に切断して試した結果、かなり小さな分子にな
っても効果がある事が分かっている。とすれば、経口摂取しても有効
であるかも知れない。
番組では日本人の訪問者が食べにくそうな顔をすると火を通して
くれるが、普段は彼らは好んで生で食べる。カブトムシディフェンシンは
タンパク質である為、加熱によって失活するからではないだろうか?
2008-08-07 17:58
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コメント(12)
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命をかけても、生理的に無理です。
by JJ (2008-08-08 23:02)
焼くと栗とかナッツみたいだそうですが。
by zanki (2008-08-09 22:10)
こんにちは。食べます!!!譲っていただけませんか?って、ワラにもすがる気持です。
やっと、来れたぁー。携帯からだと飛ばないんですね。自宅のPCから追っかけてきました。勉強になる記事が沢山ですね。
また、お邪魔しますよー。
by g-f-r (2008-08-13 01:06)
わぁー、ようこそ g-f-rさん。
ソネブロは携帯からはペケなんですか。
>勉強になる記事が沢山ですね。
それはちょっと違うんです。わたし的な考えを少し断定的に
書く事で、「それは違うよ、こうなんだよ。」とコメントしてくれる
人を待っている、つまり私が人から教わりたい為に書いてる
ような部分があるんです。
ところでカブトムシディフェンシンの実用化は残念ながら10年
以上はかかるようです。治験、つまり動物でなくヒトで人体実験
して、有効性や安全性を確かめるために時間がかかるのでしょ
うね。
by zanki (2008-08-13 21:56)
現地の人は貴重な蛋白源として食べてるみたいでしたけど、意外な効果が発見されてるのですね^^
すごい興味深く読ませて頂きました^^
でも、自分では先入観が働いちゃって口に入れられない気がします^^;
by ゆりあ (2008-08-16 01:28)
韓国では、蚕のサナギを食べましたよ。下記の記事です。
http://zanki.blog.so-net.ne.jp/2008-01-06
もっとも生きてるのを食べれる自信はないですけどね。
by zanki (2008-08-16 21:57)
初めまして、Googleで検索してきました。
恐らく、ウルルンで出てくるような人たちが昆虫を食べるのは昆虫が栄養豊富だからであって、抗菌タンパクは理由になっていないと思います。
理由は主に
1.抗菌タンパクは常に発現しているものではない。
2.ペプチドは経口吸収率が低い。
この二つです。
また、カブトムシディフェンシンに限らず多くの抗菌性タンパク質は非常に熱に安定で、100℃くらいでは失活しません。もちろん、焼いたらどうなるかはわかりませんが、生で食べる事とディフェンシンは関係ないのではないかと思います。
突然失礼いたしました、ご参考になればよいのですが・・・^^;
by 鯖 (2008-08-29 18:25)
鯖さんコメントありがとうございます。
未開人が食べる理由は、蛋白源だからというのがフツーの
考え方ですが、一番の理由は美味しいからだろうと思います。
ただ日本食でも食べ合わせや付け合せ、薬味などには意識
されていなかった合理的な理由が見つかる例もあるので、そ
ういうこともあるかもと思ったわけです。
by zanki (2008-08-29 21:58)
多くの場合、昆虫を食べるのは貧困が原因で、他に食べるものがないからと思いますよ。長野あたりでは伝統的に昆虫食が残っている地域もありますが、そういう所は貧しさから食べざるを得なかった、というのが一般の見解でしょう。
私は色々な虫を食べた事がありますが、決して美味しいと思えるものではありませんでした。そもそも美味しいから、という理由で食すのあればもっと世界的に、先進国でも昆虫食が広まっていてもおかしくないと思います。
どこにでも大量にいる虫を料理に使ってみよう・・・なんてこれまでに試されていないはずがないですから。
by 鯖 (2008-08-30 13:40)
我々ではなく彼らは美味しいと思って食べているという事です。
明らかに美味しそうに食べている子供たちの笑顔は、番組の
ヤラセではないと思いますよ。
ちなみに韓国の屋台で蚕のサナギの茹でたのを食べた事が
ありますが私はちっとも美味しくないと思うのに現地のガイドは
すごく美味しいと勧めまくってました。
ことほどさように人が美味しいと感じる基準は部外者からは容
易に判断できないものと思います。
by zanki (2008-08-31 09:14)
多くの場合は、それ以上に美味しいものを知らない、あるいは食べられないだけだと思いますよ。
東南アジアで、油で揚げたゲンゴロウとタガメを美味しいから食べてごらん、と積極的に勧めてきた現地ガイド曰く、この国では他に食べるものがないから食べている、日本は裕福だから食べる必要がない、との事でした。
他に食べるものが安価に手に入る状況になっている国で、敢えて昆虫を食べているのって相当レアでしょう。
そのレアな国の一つである韓国にしても、本当に美味しくて昆虫を食べてるなら宮廷料理にでもなっていそうですけど、ないですよね?(ポンテギしか知らないので・・・)
by 鯖 (2008-09-02 14:30)
そうです。要は、彼らは美味しいと思って虫を食べてるんですね。
鯖さんのおっしゃるように最大公約数的にたいていの人が美味しい
と感じる食物というのはあると思います。ただ、生物学的に糖やアミノ
酸を美味しいと感じるのは間違いないとしても、先進国の料理や宮廷
料理が絶対的に美味しさの基準となるかは疑問です。特に韓国ならば
味よりも王様の健康を重視した薬膳の要素が強いのではないでしょうか?
by zanki (2008-09-02 17:24)