ＬＥＤは変？

　さかんにＬＥＤで節電といわれているので、私は
てっきり、エネルギー変換効率の良い照明なのだ
と勝手に解釈していた。ならば、電気から光への
変換時の無駄の大部分を占めるであろう熱の発
生もほとんどないのだろうとも思った。そして当然
明るいだろうと。
　ところが家電量販店に行って聞いてみると、ま
るっきり予想ははずれていた。
　白熱電球と違って、熱線は確かに少ないが、
電球の根元は発熱するそうだ。白熱電球の様に
触れないほど熱くはならないが。多分、ＬＥＤ電球
の大多数にみられる根元がフィンになっている形
状は、熱を逃がす為のものなのだろう。
　そしてびっくりなのは、白熱電球より暗いというの
だ。
　つまり、白熱電球をＬＥＤに交換すると、

　①触れないほど熱かった電球が、触れるていどになる。
　②すこし暗くなる。
　③消費電力が少し減る。
　④しかも1球が3000円前後もする。
　　　白熱電球の30倍の値段だ。


　消費電力が減ったって、暗くなるなら意味ないじゃん。
　しかも高過ぎ。普及すれば安くなるかというとそうもい
　かない。白熱電球の中身が針金数本だけなのに対し、
　ＬＥＤにはＬＥＤ（発光ダイオード）に加えて基盤も入って
　いるとのことなので原価が高いのだ。

　もともとＬＥＤに対しては感じていたことがある。それは
「まぶしい」のに「明るくない」ということ。視認性はいいから
信号機にはむいているかも知れないが、照明としては適し
てないのかも。
　本当は一番効率の良い照明は、蛍光灯なのかも。

コメント 2

確かに、ちょっと節電になるのと、以前使っていた部屋のランプは異常とも言えるほど熱くて、夏の暑い日なんかは点けたくない程だったので、ちょっとはマシなんですけど、高過ぎるんですよね....
有機EL照明はどうなんでしょうね....
by とる子 (2011-07-11 23:29) 

とる子さんコメントありがとうございます。
食卓のある我が家も畳コーナーが白熱球
で、夏は暑苦しかったので、変えようと思って。
by zanki (2011-07-12 21:28)