入院体験は変?(その2):世界は変だ:So-net blog
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入院体験は変?(その2) [医療]

 入院初日、いきなり参った。隣の若者、昼間の看護士との受け答えでは好青年という印象だった
が9時消灯なのに11時過ぎて大音量で音楽を聴きだした。勿論イヤホンだろうが、漏れてくる音
はシャカシャカ音どころではない。たまらず「ボリューム下げて!」と五回も六回も声をかけたが
シカト。見回りの看護士が来てやっと静かになった。昼間も病室で携帯のメールかゲーム三昧。時
には通話までする。ピアスもしてて、いかにも切れやすそうで裏表のある今時の若者らしい。夜中
のシャカシャカはその後無いが、携帯は相変わらずで、なぜか看護士はそれを公認だ。
 見舞いに彼の父親が来たとき、職場の先輩か?と思うくらい若くて、2人の会話は同僚のよう。
母親は亡くなって、男手ひとつで育ててきたようだ。バイクでコケたか何かで右手を潰し、三ヶ月
近く入院して五本の指をリハビリしているようだ。
 看護士が彼に甘いのもそれらの事情を加味しての事だったのかも知れない。 
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ミモザ

病室にはいろんな方がいらして面白いですね。
彼はきっといい子なんでしょう。
でも感覚が新人類的なのでしょうか。
理解を超えた若者が多いのかな。話すといい子なんですよね。
でも人生は1人1人に対して同じように厳しいようです。

by ミモザ (2008-07-07 08:58) 

zanki

>病室にはいろんな方がいらして面白いですね。
 ほんとにいろんな人がいました。

>彼はきっといい子なんでしょう。
 そうですね。意外なところで優しかったりするのかも。
 でも社会人になっても幼い子供のようで…ってオレが言うか ^ ^;)

>でも人生は1人1人に対して同じように厳しいようです。
 よく人生の苦楽はみんな平等と言ったりしますが、それについて
 面白い話を統計学の本で読みました。寿命が∞ならば限りなく
 平等に近づくだろうが、人生は有限で短すぎるので現実には平
 等はありえないと。

by zanki (2008-07-07 09:47) 

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