餅つきは変?:世界は変だ:So-net blog
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餅つきは変? [食]

 先日、餅つきをする機会に恵まれた。薪の火で蒸したもち米をまずウスの中で
杵を使ってコネ、それからつき始めて餅に仕上げる。この作業を何回か繰り返す
うち、自分の大きな間違いに気付いた。
 餅つきの経験などほとんど無い私は、とにかく強くついてもち米を潰せばいい
のだろうと考えていた。だから親の敵のように力まかせに振り下ろし、杵の頭が
餅を突き抜けてウスの底に達するくらいの勢いでついた。あっという間に手に豆
ができ、息も続かなくなった。
  しかし本当は、ついた時、もち米の弾力に杵が跳ね返される感触、それくらい
の強さが正解だったのだ。杵を振りかぶるなどもってのほか。杵を持ち上げる高
さはもち米からなんとたったの30cmくらいで十分。だから杵をたたきつけるとい
うより、軽く勢いをつけてもち米を「押す」というイメージだ。このことに気付いてか
らついた餅は、明らかに滑らかでツヤがあり、伸びも良い。
  不思議な気がしたが、考えてみれば家庭用電動餅つき機は、杵でつくような
強い衝撃など加えていないのにちゃんとお米が餅に変わる。開発したメーカー
はその辺の事、研究したんだろーなー。


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