ダウン症は変？

同僚：Ａ課長のお子さん、ダウン症なんだって。

私 ：そうなの？言われてみれば課長自身もそんな顔に思えなくもないな。

同僚：えっ？ダウンは誰にでも起こる可能性のあるもので、遺伝病じゃな
　　　いから関係ないでしょ。

　この同僚の知識は半分正しい。ダウン症は２１番染色体が本来は一対、
すなわち２本であるべき染色体が３本になってしまうために起こる。

　大多数の場合、卵や精子を作る際の偶発的に起こる染色体の分離しそ
こねが原因となる。この場合に限って、一般の人の認識は正しく、健常
な夫婦にも等しく起こりうるということで遺伝病ではない。

　けれども３本になってしまうのは、卵や精子を作る時だけではない。
受精卵の分裂の際にも起こりうる。この場合は、３本になってしまって
いる細胞は、その人の体の全てではなく何分の一かになる。その他転座
型というのもある。同じダウン症といわれる人でも他者の手助けが必要
な人から、健常者となんら変わらない人まで症状に大きな幅があるのは
その為だろう。

　あまり軽度だと、本人もまわりも全く気が付かない場合がある。普通
の人以上に仕事のできる人だっている。だが、保因者なのだ。この人が
子供を作る場合は、偶然に起こる場合よりもリスクが高いのは当然だ。
つまり遺伝子レベルでは遺伝病ではないと言えるが、染色体レベル、細
胞レベルでは遺伝するのだ。

　お子さんがダウンと聞いたとき、親もなんとなくそんな顔に思えなく
も無いというケースを私が経験したのはあながち気のせいではないかも
知れない。

　しかし、遺伝病ではないという事だけが、一般の人に強く印象づけら
れているのは、優生保護法の過ちに対する政府や教育機関、マスコミの
行き過ぎた反省や差別につながるという危惧によるのだろうか？

脳死は変？

　いまの今まで、当然、脳死は人の死だと考えていた。問題なのは
どうやって確実に脳死と判定できるかという点だけだと思っていた。

　ところが先日、新聞に掲載された一枚の写真を目にして、あれ程
までに確信に満ちていたその考えはもろくも崩れた。
　それは脳死状態でベッドに横たわっている少年の上に小さな服が
乗せられている写真だった。彼はその小さな服を着ていた頃から脳
死状態であり、脳死でありながら、体だけは実に健全に成長して大
きくなっていたのだ。
　親ならずともこんな様子を目の当たりにしたら、とてもその子が
死んでいるとは思えない。

残った薬は変？

　人並みに大掃除のまねごとをやっていると、あちこちから出てくる薬の袋。
風邪をひいた時に処方されて飲み残した薬だ。抗生物質、整腸剤、解熱
鎮痛剤、抗炎症剤、咳を止める薬、痰を切る薬。
　また風邪をひいた時に使えるかもなどというさもしい根性でなんとなく捨
てずにいたが結局、用法、容量などが不安で、使わずに医者に行くことが
ほとんどだ。

　そこでふと思った。どうせ捨てるのなら、
過去記事「ユニセフは変？」http://zanki.blog.so-net.ne.jp/2008-01-15
と同じ発想はどうだろう？

　よく、途上国に薬を送るための募金活動などを見かけるが、お金ではなく、
各家庭に眠っている飲み残しの薬を回収して送ってはどうだろうか？

　テレビで聞いた事があるが、薬は、液状のもの以外は消費期限が切れて
も効果が下がりこそすれ、食品の場合と違って人体に害になることはまず
無いとのこと。

　薬剤師で有志の人がいれば、簡単に実現しそうな活動じゃないかな？

甲状腺腫瘍は変？（その１６）

本日は、造影剤を使った頚部ＣＴ撮影のみ。診察はなし。
車の６カ月点検みたいなもんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　8980円なり。

甲状腺腫瘍は変？（その１５）

本日、定期検査。診察前に血液検査あり。
ホルモン値は間に合わなかったが、他の数値は異常なし。
2710円なり。

前立腺炎は変？

　突然、尿意があるのに小水が全く出なくなり高熱が出た。
必死の思いで車を運転し夜間診療を受けると尿道炎らしい
と言われ抗生物質をもらって帰ったが、激しい尿意が全く途
切れず一晩中トイレとリビングを往復しのたうちまわり、一睡
もできず。たまらず夜明けと共に同じ病院へ行き、診療開始
を待った。前立腺炎と診断され、即入院。五日間中断なし
に点滴をうけるはめに。結局、一週間入院して今帰宅。

甲状腺腫瘍は変？（その１４）

昨日、定期検査。触診のみ。異常なし。
210円なり。

甲状腺腫瘍は変？（その１３）

　９時に採血、１０時に診察。触診とエコー。
　
　前回間に合わなかったホルモン検査の結果だが、ホルモンの数値は正常だった。

　本日、3762円なり。

カブトムシディフェンシンは変？

　先日テレビで、カブトムシディフェンシンというものを知った。カブトムシ
の幼虫から発見された抗菌物質で、癌にまで効くらしい。

　　そこでふと思った。よく「世界ウルルン滞在記」などで未開人が甲虫
の幼虫を好んで食べるシーンを観る。それって実はカブトムシディフェ
ンシンが感染症の予防になるからなのではないだろうか？つまり生活
の知恵？

　　カブトムシディフェンシンは研究途上だが、その有効部位を特定す
る為にいくつかの断片に切断して試した結果、かなり小さな分子にな
っても効果がある事が分かっている。とすれば、経口摂取しても有効
であるかも知れない。
　　番組では日本人の訪問者が食べにくそうな顔をすると火を通して
くれるが、普段は彼らは好んで生で食べる。カブトムシディフェンシンは
タンパク質である為、加熱によって失活するからではないだろうか？

入院体験は変？（その５）

　医師のネームプレートのほとんどは「二等陸尉」か「二等空尉」でした。
たまたまなのか「海尉」は見かけなかった。

　射撃訓練は、やったことはあるという程度で、自分専用の火器は支給され
ていないとの事でした。

　医師としての地位と軍人としての階級は相関するのかと聞いたところあま
り関係ない、どちらかというと階級は年齢に比例するみたいだとの答え。

　１１日間の入院中、一度だけ教授診察があった。若い教授だったが階級は？
と思ったらシビリアン、つまり外から来た民間人だそうだ。