治安は変？（in ソウル）

　全く安全安心だ。地下鉄もタクシーも夜間外出もまったく心配ない。

タクシーの運転手がメーターのスイッチを入れ忘れたと言い出した時に
は、ぼられるのかと思ったが、自分のミスを認めて安くしてくれたほどだ。
翌日同じ道でタクシーを使ったので、本当に安くしてくれていたのが確認
できた。

屋台は変？（in ソウル）

やっぱり日本に無いものを食べなくちゃ。という訳で屋台で食べたのが、
ムシ！絹糸を巻き採り、残った蚕のサナギを大鍋で塩茹でしたものだ。ど
このエリアでも路上で特有の匂いを漂わせて売っている。日本語のできる
韓国人は、「香ばしくて、子供が好きで、クセになる。」というが。
　ムシから連想する生臭さはないが、十匹も食べればもううんざりだ。微
かにしょっぱく、甘みや旨味は特に無い。ムシを連想しなければ「プチッ」
という歯ごたえはナイスだが、煮干しを食べた時のように口に残るのは
いただけないな。

　美味しかったのはタコ。下味をつけて燻製にしたらしい大ダコの足を注文
を受けてからハサミでぶつ切りにし、目の粗いうどんの湯きり網のようなも
のに入れ、直火で表面が黒こげになるくらいまであぶる。
　表面はすこし苦いがカリッとして中はレア気味。噛むと芯から旨味たっぷ
りのつゆがちょっぴり出てきて最高。でも外気温が低いのですぐ冷めてしま
う。するとかなり硬くなって噛みごたえのある代物になる。匂いや旨味はイ
カ焼きの上をいく。日本の屋台でもやって欲しい。

街は変？（in ソウル）

　ソウルという街の規模や都会らしさは、正直言ってバカにしていたと認
めざるをえない。中高層建築物の建っている範囲はかなり広いし、アル
タの屋外ビジョンより大きさも輝度も上回るものが多数あり、東京より大
都会だとすら感じた。

　明洞などの街の中に身を置くと、そこが新宿とか渋谷と言われても分か
らないくらいあまりに違和感がなくて、つまらないくらいだ。
　しかしやはり大地が荒涼とした感じのせいか、リムジンバスの車窓から
見る街の遠景は、中国チックでやや違和感がある。

あと、特筆すべきはゴミの少なさだ。路上にも駅にもタバコの吸殻や空
き缶はもとよりゴミらしきものはゼロではないが、ほとんど見なかった。
ソウルでは中央分離帯は見かけなかったが、日本ならポイ捨てのゴミで
いっぱいだよな、と思うと恥ずべき限りだ。

地下鉄は変？（in ソウル）

　ほとんど日本と変わらない。路線は色分けされ番号がふられているの
で、乗り継ぎもその色と番号のラインや矢印に従えば迷う事は無いし分
かりやすさは日本以上かも。既にパスモと同じものもある。違和感があ
るのは切符の自販機の外観が古臭いことぐらいだろうか。
　
　違和感といえばドキッとさせられたのが、各駅に設置されている防毒
マスクだ。やはり北のテロを警戒してのものなのだろう。

　エスカレーターは中央にラインが引いてあり、急ぐ人の為に左側を空
けておくのが徹底されている。

　車内は日本より幅が広く感じ、中吊り広告は無く、代わりに新型車両
には中刷り二枚分の大きなテレビモニターがついている。

　最も驚いたのは座席だ。クッションではなくアルミ合金か何かで出来
ている。安っぽいな。コストを下げる為か、未来っぽくカッコつけたか
ったのかと思ったが、座ってみてビックリ！あったかー！座席下のヒー
ターの熱がダイレクトにお尻に伝わってくる。なるほど参った。これは
日本もマネするべき。暖かい上に一拭きで汚れも落ちるから、クッショ
ンよりも衛生的だ。

寒さは変？（in ソウル）

　このブログは基本的に旅とグルメはあまり書かないつもりだったが、
覚書き代わりにこの冬のソウル旅行の事を書いておこう思う。

　とにかくソウルの冬はとんでもなく寒い。頭では考えていたものの
－９℃は予想を超えた寒さだった。函館のように雪があったならまだ
この寒さも受け入れやすかったのだが。耳や鼻を隠さないと痛くて、
凍傷しそうだった。冬にソウルに行くなら耳の隠れる帽子は必須だ。
　それでもやはり温暖化のために寒い日は減ってるそうだ…って、昔
の人はどんだけ寒かったんだろう。正直、ここでは暮らしたくないと
思った。おまけに徴兵制があるってことは、この極寒の屋外で戦闘
訓練もあるんだよな。凄い、偉い。

アメリカ旅行は変？

　アメリカに行く、またはアメリカで乗り継ぐ旅をする時、
スーツケースの鍵は無用の長物だ。
　チェックインカウンターで預けたスーツケースなどは、
アメリカで、持ち主の立会い無しに勝手に開けられ
チェックされる。その為、鍵がかかっていると破壊され
てしまい、その上それは弁償されることも無いという。
　だから、鍵による施錠は勿論、ダイヤルロックも開い
た状態で預けねばならない。これでは、高いスーツ
ケースを購入する意味がない！

　現在、テロ対策で特にアメリカ路線は、液体のみならず、
ジェルも機内持ち込み禁止だ。100ml以下はＯＫとあるが、
実質的にはそれもダメ！である。すべてスーツケースに入
れて預けてしまわねばならない。

　ヒューストン空港では、生体認証スキャナーのような装置
で、左人差し指、右人差し指の順に指紋を採られ、ＣＣＤカ
メラで顔写真も撮られるという人権無視が行われている。
（日本では外国人の指紋押捺の是非をめぐって大論争が
起きたのに！）

　おまけに手荷物検査では、靴まで脱がされます。

　搭乗口がチケットのそれと違うところに変更になることも
日常茶飯事のようです。

沖縄は変？

十数年ぶりに行って感じた沖縄の変。
①国際通りが想像以上ににぎやかになった。
　道頓堀より派手。竹下通りよりごちゃごちゃ。凄い！
②沖縄と言えば「海！」なのになんと、ほとんどのビーチはシュノーケリング
　禁止。海を売りに観光客を呼んでおいて、詐欺じゃねぇーか。行政指導との
　事だが、一体何を考えているのだ！と一時は怒り心頭だったが、私がいた間
　にもシュノーケリングでの死亡事故がラジオて報じられていた。毎年かなり
　の死者が出ているらしい。シュノーケリングなんかで何で死ぬんだよと思っ
　たが、体験シュノーケリングをやってみると、ダイビングのライセンスのあ
　る私でもカラフルな魚や大きな魚を見ると「おおっ！」と口をあけそうにな
　った。初体験の人ならそれで水を飲みパニクるかな？と少し納得した。
③残波のシュノーケリングで、沖縄らしい海の色や透視度、そして色々な魚介
　類を見る体験は出来たが、残念な事に海底は珊瑚の白い残骸だらけだった。
　荒れ果てた世界に魚だけがいる変な感じの光景だった。
　　状況からして、オニヒトデや土砂の海への流出、その他の環境汚染は考え
　られない感じだ。インストラクターの話では水温上昇が原因ではないかとの
　事だった。
④本島は予想以上に起伏が激しかった。急坂も多く、変則的な分岐や狭い道、
　渋滞も多く、自分で運転して移動するのは結構疲れる。なので、レンタカー
　を借りる時には、カーナビ付きは絶対必要条件だ。

六本木ヒルズは変？

　　きのう、初めて行った。
　　何か壮大な建築や奇抜な空間デザインを期待していたが、なんら
新しさは感じられずがっかりだった。店舗も地下街のようにチマチマし
た作りに感じられ？？？だった。飲食店も値段が高いところがほとんど
で入れないし、手頃な値段のところはやっぱおいしいとは言えなかった。
あれほど鳴り物入りで騒がれ、当初凄い観光客だったのに今回、日曜日
にもかかわらず混雑とは程遠い客足もうなづける。
　でも、でも、でも、超値段高いけれど、展望台の夜景はすばらしい。ランド
マークよりサンシャインより、都庁より、東京タワーより、貿易センタービル
より、パリの凱旋門より、どこより良かったです。理由は三つ。
①東京の中心に位置する為、360度、光にあふれている。東京タワーもその
　点では同じだが、なによりその東京タワーが景観に入っているからすばら
　しい。
②今までと概念が違うというほど、どこの展望室よりも広々としていて全くせ
　　せこましさを感じない。
③感謝したくなるほど椅子が多く、ゆったりでき、軽い飲食、とくにアルコール
　がゆったり飲める。

　　ここはデートに使わない手はありません。

　　階下の東京の大ジオラマも是非、見て帰ってください。必見です。
デートじゃない人は、東京の道路地図と双眼鏡を持っていくのもお勧めです。