家系図アプリは変？

・あるfacebookの友達が、黒田官兵衛が仕えた小寺家の子孫だと知った。
「戦国時代までルーツを辿れるなんて羨ましいと思った。」
・あるfacebookの友達は、数十年後には養子に入った家の墓に入る予定だと語った。
　「数十年後には墓という概念は希薄になってるんじゃなかろうかと、ふと思った。」

　墓というのは風情としては残って欲しいが、現実的には無くても困らないものである
のは事実だ。土地の狭い日本ではもったいないとか、寺のドル箱だとか、忙しくて墓
参りができないとか、ムダや弊害のほうが目立つ。

　墓の代わりにスマホに故人の写真や声、動画などを入れて持ち歩けた方が良くはない
だろうかと思った。
ならば、全てのスマホに家系図アプリを標準搭載し、ご先祖様のデータも入力できる
ようになればいいんじゃないだろうか。
　そもそも自分の戸籍のオリジナルは自分で管理すべき。役所はその信頼性を保証する
為の二次的な役割でいいと思う。
　このアプリが普及すれば、親から子にデータを渡してどんどん繋がっていく。国際結
婚したら外国人の家系図にも繋がっていく。なんとなくワクワクする話ではないか。
　わざわざDNAでルーツを辿るなんてドキュメンタリー番組には違和感をおぼえる。
直接こういった記録が残ればいいだけの事じゃないか。そして現代なら、今から始める
事ができる。将来的には各人のゲノムも記録できるようバージョンアップできるといいな。