続・血液型による性格分類は変? [雑感]
血液型を決めているのは赤血球の表面に存在する糖鎖
という物質だが、実はこの物質は赤血球だけでなく体中の
様々な細胞の表面にも存在することが今ではよく知られて
いる。もし神経細胞にも存在していたとしたら、性格に影響
する可能性は大いにありうるだろう。
ひところ、生物学ではDNAが全てと言わんばかりに注目
されていたが、近年、この糖鎖という物質に注目がシフトし
てきている。
DNAは生体に必要なタンパク質を作る。タンパク質は生
体を構成したり、生命維持に必要な仕事をする。そして糖
鎖はそのタンパク質の働きを制御する役割にかかわって
いると考えられるからだ。
血液型の糖鎖は、もともと輸血を左右するために存在する
はずもなく、本来はどんな役割をになっている、またはいた
のかはまだ判っていない。そこに性格との関連があるかも
しれない。
ただ、残念ながら、神経細胞にこの糖鎖が存在するという
報告は聞いた事が無い。実は、それを探すのはかなり簡単
だ。脳を薄切りにしてスライドグラスにはりつけ、血液型を判
定する試薬の抗体に蛍光物質くっつけたものを反応させて
蛍光顕微鏡で観察すれば一目瞭然だからだ。そんな簡単な
ことで判るはずなのに報告が無いということは、無いのかも
知れない。
という物質だが、実はこの物質は赤血球だけでなく体中の
様々な細胞の表面にも存在することが今ではよく知られて
いる。もし神経細胞にも存在していたとしたら、性格に影響
する可能性は大いにありうるだろう。
ひところ、生物学ではDNAが全てと言わんばかりに注目
されていたが、近年、この糖鎖という物質に注目がシフトし
てきている。
DNAは生体に必要なタンパク質を作る。タンパク質は生
体を構成したり、生命維持に必要な仕事をする。そして糖
鎖はそのタンパク質の働きを制御する役割にかかわって
いると考えられるからだ。
血液型の糖鎖は、もともと輸血を左右するために存在する
はずもなく、本来はどんな役割をになっている、またはいた
のかはまだ判っていない。そこに性格との関連があるかも
しれない。
ただ、残念ながら、神経細胞にこの糖鎖が存在するという
報告は聞いた事が無い。実は、それを探すのはかなり簡単
だ。脳を薄切りにしてスライドグラスにはりつけ、血液型を判
定する試薬の抗体に蛍光物質くっつけたものを反応させて
蛍光顕微鏡で観察すれば一目瞭然だからだ。そんな簡単な
ことで判るはずなのに報告が無いということは、無いのかも
知れない。
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