素人量子力学=統計学は変?(その1) :世界は変だ:So-net blog
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素人量子力学=統計学は変?(その1)  [量子力学]

 粒子の位置がA地点かB地点のどちらかであることが分かっている
場合、従来ならその存在位置はどちらか一方であって、そのどちらに
あるかの予測として、A地点に50%、B地点に50%の確率で存在する
だろうと答えるところだが、量子論では50%の確率でA地点にもB地
点にも同時に存在すると考える。

 このコペンハーゲン学派が確率論を持ち出したことへの反対表明と
してアインシュタインが「神はサイコロを振らない。」と書いたのは
有名だが、このセリフは厳密に考えると誤解を招く。

 アインシュタインは神の存在など信じていない。ここでいう神とは、
大自然の摂理のことを指している。
 またサイコロは、一般人の持つイメージのデタラメ、確率、偶然な
どの意味で用いたものだ。
 しかしアインシュタインはサイコロも振る時の角度、回転、初速、
テーブルの弾性などが厳密に分かっていれば、出る目も正確に計算で
わり出せるという立場だったし、まさにそのことを言いたかったが為
に出たセリフがこれだった。

 残念ながら現在では、間違っていたのはアインシュタインの方だと
考えられている。ということは、この世の根底は確率が支配している
といえるのかも知れない。
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zanki

da-kuraさんナイスありがとうございます。
da-kuraさんのフィアット?だったらスゴイ
ですね。
by zanki (2009-05-17 21:50) 

zanki

COCOさんナイスありがとうございます。
良いお友達をお持ちですね。お料理の
写真、拡大で見たかったです。
by zanki (2009-05-17 21:52) 

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